子どもたちの参加例 2024.10.28 「私たち自身が変化にならなければならない」気候変動・環境問題に声をあげる子どもたち:国連未来サミット2024 防災・気候変動 キャンペーン 「天候の変化や、それが私たち家族の農業にどのような影響を及ぼしているかを目の当たりにして、私は心配になっています。気候変動は、私が単に知識として知っているだけのものではなく、現実に私たちに起こっていることなのです。私たちの健康と未来を脅かす、とても深刻な問題だと思います。」(ルニャさん、15歳、アルバニア) ・ 世界中の子どもたちは、自分たちの権利が守られ、国々が調和して共存する世界を願い、気候変動の影響から地球が守られる未来を望んでいます。子どもたちは未来のために、今、声を上げています。 ・ ●子どもたちが望む未来2024年9月22日から23日に開催された国連「未来サミット」にて、「未来のための協定」が採択され、すべての人々にとってより良い世界を創造することが約束されました。Generation Hopeキャンペーンではこのタイミングに合わせて、「子どもたちの未来のための協定(Children’s Pact for the Future)」を作成しました。この報告書は、2024年5月から6月の間に、世界23ヶ国で行われたキャンペーンの活動を通して、1,230人以上の子どもたちから寄せられたメッセージをもとにしています。気候変動・環境問題が子どもたちの生活にどれほど大きな影響を及ぼしているか、そしてその影響を減らすために、世界のリーダーたちは今すぐ行動を起こす必要があることを訴えかけています。 日本語のE-bookを読む 英語のE-bookを読む ・ ●日本のユースからのメッセージ「子どもたちの未来のための協定」には、日本を含む世界中の子ども・ユースの声が含まれています。日本のユースは、日本をはじめとする先進国が、気候変動に対してより責任を果たすべきだと感じています。 「個人的にだが、気候変動に対する責任は今までCO2排出量の大部分を占めてきた先進国に責任がより傾いていると考えている。」「具体的には政治的意思や資金調達・配分(技術・雇用・公平性)・消費者行動の変容に上手く対応する必要がある。より子どもの立場に沿った対策を具体的に行ってほしい。まだまだできることはたくさんあると思う。」(日本のユース) ・ ★あなたの声も聴かせてください! アゼルバイジャンで開かれるCOP29(2024年11月11日~22日)に向けて、日本からも引き続き子どもたちのメッセージや作品を募集しています。以下のページをお読みのうえ、ぜひあなたの意見を、文章あるいはアート作品の形で送ってください:「気候変動と不平等を終わらせるためのメッセージ」 ※学校単位でのご参加も大歓迎です。メッセージや作品提出をご希望される場合やご質問などありましたら、japan.advocacy@savethechildren.orgまで、「Generation Hopeキャンペーン担当」宛てにお気軽にご連絡ください。 ・ ●Generation Hopeキャンペーンについて「Generation Hope(ジェネレーション・ホープ)」は、気候変動と不平等を終わらせるために、2022年からセーブ・ザ・チルドレンがグローバルに展開しているキャンペーンです。 アクション・ウィークをはじめとして、さまざまな活動を通じて世界で起きている気候変動と不平等の状況について理解を深めた子どもたちが、健やかでより公平な未来を求めて、世界のリーダーたちに対して早急にアクションを起こすよう訴えかけています。