2026.07.23 気候変動と不平等をテーマとした子どもたちの作品【Generation Hopeキャンペーン2026】 セーブ・ザ・チルドレンでは、気候変動とそれを理由とした不平等をテーマとして、「Generation Hope(ジェネレーション・ホープ)」というキャンペーンをグローバルに展開しています。 このキャンペーンの一環として、日本では子ども・ユースから、政策決定者や社会に向けたメッセージを込めたアート作品や手紙などを常時募集しています。 子どもの権利条約の第13条には、「さまざまな方法で情報や考えを得て、自由に伝えたり表現したりする権利」が示されています。この権利に基づき、子どもたちは気候変動問題を含め、自分の身の回りにある課題や社会に関わる課題についても、自分に合った方法で表現し、発信することができます。 昨年に引き続き、今年も東京都にあるアート教室の生徒の皆さんから、3点の絵画作品が寄せられました! それぞれの作品と、作品に込められた思いを紹介していきます。 ※昨年の作品はこちら タイトル:壊れた大気 Qiqiさん(9歳) 私は、太陽はいつも温かいものだと思っていました。 でも、もし地球を守る層が壊れてしまったら、太陽の光は優しいものではなく、怖いものになってしまうかもしれません。 私は、壊れた地球のかけらや、ごみ、熱くなりすぎた空気を描きました。 それは、地球が少しずつ生きものを守れなくなっている世界を想像したからです。 私は環境問題をそのまま描きたかったのではありません。 地球のバランスが崩れていくとき、人はどんな気持ちになるのだろう、と考えました。 もし失われてしまうものがあるとしたら、自然だけではなく、安心して暮らせるという気持ちなのかもしれません。 タイトル:生き残る Sakuさん(9歳) ホッキョクグマとペンギンは、崩れゆく氷の上を漂いながら、 生き残ることのできる場所を探しています。 私が描いた世界では、 海はもう自然のままの姿ではなく、 汚染され、不安定な場所になっています。 工場からは有害なガスや排水が流れ続け、 空には未来への警告のように爆発が広がっています。 私は、少しずつ壊れていく生態系を描きました。 このままでは、「生き延びること」さえ一時的なものになってしまうかもしれないと思ったからです。 タイトル:小さな仲間たちには暑すぎる Titiさん(8歳) 私は、暑くなりすぎた地球を描きました。 湖が干上がり、生態系のバランスが崩れると、 動物たちは生きるために苦しい選択をしなければならなくなります。 キツネは汚染された湖の魚を食べますが、 そのせいで、自分も食物連鎖の中の犠牲になってしまいます。 照りつける強い太陽の下では、 生き続けることさえ簡単ではありません。 だから私は、このまま地球がもっと暑くなったら、 小さな命はどうなってしまうのだろう、と考えながらこの作品を描きました。 皆さんはこれらの作品と作者の子どもたちのメッセージを読んで、どんなことを考えましたか? Generation Hopeキャンペーンでは、気候変動と不平等について、世界や日本のリーダーに向けあなたの気持ちやあなたが取り組んでほしいと思うことに関するメッセージや作品を常時募集しています。 個人でも、学校単位でも応募が可能です。皆さんの参加を待っています! Generation Hopeに作品・メッセージを応募する このキャンペーンに賛同し、素敵な作品を寄せてくださった皆さん、ありがとうございました! *作者名は子どものプライバシー保護のため、すべてニックネームで掲載しています。 アドボカシー部社会啓発チーム