2024.12.10 外務省にユースのメッセージを届けました!Generation Hopeキャンペーン2024 「CO2削減をただ一つの目標として掲げるだけではなく、実際に目標を達成するつもりで仕組みや対策を行っていただきたいです。」 「環境保全という大きな問題は国籍や人種、年齢や地位を超えて皆で考えていく必要がある問題です。子どもや若者世代も気軽に意見を出せる社会的・国際的な場を設けて意見交換をしたいです。子どもや若者だからと蚊帳の外に追いやるのではなく、私たちだから出せる柔軟な意見や考えを聞いてみてください!」 ・ セーブ・ザ・チルドレンでは、2022年より気候変動と経済的不平等に関し、子どもやユースの皆さんとともにアクションを起こすキャンペーン「Generation Hope」(ジェネレーション・ホープ)を展開しています。今年は、11月11日から21日までアゼルバイジャンのバクーで開かれた気候変動を話し合う国際会議「COP 29」[1]の初日に、日本のユースからのメッセージを外務省の国際局気候変動課の担当官に届けました! ・ 「Generation Hope」キャンペーンの一環として、今年6月に子どもの権利の視点から気候変動を考える講義に参加した18歳から22歳の大学生たちが、気候変動に対し「日本のリーダーにどんな行動を起こしてほしいか」 について議論し、政策決定者へのメッセージをまとめました。 「情報や議論を公開し、気候変動の影響を受けるユースが意味ある参画をできるようにしてください。」 ・ COPは世界中の国々が集まり、気候変動に立ち向かうための具体的な計画や目標を話し合う場です。Generation Hopeキャンペーン期間中に集められた日本のユースの声は、世界23ヶ国1,230人以上の子どもたちから寄せられたメッセージとともに 「子どもたちの未来のための協定(Children’s Pact for the Future)」 としてまとめられ、世界中の政策決定者に届けられています。 日本のユースからのメッセージの詳細は、以下のPDFをご覧ください。 これからも一緒に、気候変動と子どもの未来について考え、行動していきましょう! ・ Messages from Japanese Youthダウンロード [1] COPは「Conference of the Parties」の略です。「the Parties」は「当事者」という意味で、契約書では「契約を交わした当事者」という使われ方をします。正式には「締約国会議」と訳されますが、直訳すれば「契約を交わした当事者たちの会議」という意味です。 1992年、大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させることを究極の目標とする「国連気候変動枠組条約(こくれんきこうへんどうわくぐみじょうやく)」が採択され、世界は地球温暖化対策に世界全体で取り組んでいくことに合意しました。この条約に基づき、国連気候変動枠組条約締約国会議(COP)が1995年から毎年開催されています。日本からはすべてのCOPに環境大臣が出席しています。2023年11月時点で、198ヶ国・地域がこの条約を締結しています。2024年のCOP29は、アゼルバイジャンのバクーで開催されました。 参考 経済産業省資源エネルギー庁 あらためて知りたい、「COP(コップ)」とは?いったい何を話しあっているの? 環境省 地球環境・国際環境協力