緊急・
人道支援
Emergency Responses

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セーブ・ザ・チルドレンは、
すべての子どもにとって、
生きる・育つ・守られる・参加する「子どもの権利」が実現されている世界を目指しています。
ここでは、紛争や自然災害などが起きた際に、
子どもや子どもを取り巻く環境が
どのような影響を受け、
それに対してどのような支援が行われているのか
紹介します。

緊急支援の活動では、紛争や災害などの影響を受けた子どもや地域社会に対して、迅速かつニーズに合った支援を行い、人々が日常を取り戻したり、生活を再建したりできるようサポートします。
人道危機や自然災害が起きると、まず、現地の状況を迅速に把握し、必要な支援を提供することが重要です。例えば、戦争・紛争、地震・洪水のような緊急事態が発生した場合、セーブ・ザ・チルドレンはさまざまなパートナー団体と協力しながら、物資の提供や、避難所で栄養支援などを行います。

こうした子どもたちとその保護者・養育者が直面する緊急の問題に対応しながら、人道支援の一環として、心理的支援や教育を継続させるためのサポートも重要です。例えば、紛争などから避難した人の中には、一人で逃げてきた子どももおり、虐待や性的な被害にあったり、人身取引にあうリスクが増加します。このような環境の中で、子どもたちは目に見えない傷や、生涯にわたる精神的苦痛を負ってしまう場合があります。 さらに、学校が破壊されていることも多く、子どもたちの教育の機会も奪われてしまいます。

セーブ・ザ・チルドレンでは、チャイルドフレンドリースペースなどを通じて、心に深い傷を負った子どもたちに対して心理的支援を提供したり、回復する手助けをしています。また、避難した先でも学び続けられるよう、ラーニングスペースなどの学習環境を整えたり、避難所にデジタル学習センターの設立を進めたりするなど、危険から子どもたちの心身を守り、学び、遊ぶ機会が保障された安心・安全な場所を提供しています。