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2026.10.16

「子どもの権利」を学習指導要領に!パブリックコメントであなたの声を届けよう

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皆さんが学校で何を・いつ学ぶか、どのようなことを大切にしていくか―。

こうした学校での学びに関するルールが、何によって定められているか知っていますか?

これらの基本となっているのが、文部科学省が定めている学習指導要領です[1]。この学習指導要領は、原則として10年ごとに見直され、現在その話し合いが進められています。

どのような内容に見直していくか、いま、国(日本政府)が皆さんの意見を募集しています。これをパブリックコメント(パブリックとは一般の人々、または国民と訳されることもあり、一般の人々からの意見という意味です。パブコメと略すこともあります)と言います。

この機会に、次の学習指導要領に新たに含めてほしいこと、大切にしてほしいことなど、あなたの声を届けませんか?

学習指導要領とは?

学習指導要領は、全国どこの学校でも一定の水準の教育を受けられるようにするため、文部科学省によって定められています。何を・いつ・どのくらい学ぶか、どのようなことを大切にしていくか、という学校での学びの基本的な内容が決められています。

その中でも、「総則(そうそく)」は学習指導要領のいちばん始めにある章で、すべての教科や活動に共通して土台となる考え方です。しかし、今使われている学習指導要領の総則には、「子どもの権利」がすべての子どもが必ず学ぶべき内容であることは明確に示されていません。そのため、子どもの権利について学校で学ぶ機会は非常に限られています。

新しい学習指導要領の総則に「子どもの権利」を位置づけることは、子どもの権利を学校教育全体の基礎となる考え方であると示すと同時に、授業や学校生活のさまざまな場面で子どもの権利を守ることにつながります[2]。また多くの子どもたちも、「学校で子どもの権利について学びたい」と考えています[3]。


学習指導要領は、およそ10年に1度見直されます。いまの学習指導要領は、小(しょう)・中学校(ちゅうがっこう)が2017年、高校が2018年に改訂されたものです。今回改訂される学習指導要領は、下記のような流れを経て、2030年度以降、小・中(ちゅう)・高校で順に全面実施されていく予定です。(一部の学校では、2年後の2028年度から先に取り入れられます。)


①大学や小・中(ちゅう)・高校の先生などを委員とするメンバー(中央教育審議会)による話し合い 

 話し合いの「まとめ」を公表(2026年10月(がつ))

②パブコメ ←いまここ! みんなの声を届ける!(11月(がつ)5日まで)

③改訂 意見をふまえて検討が進み、2026年度末に改訂の予定

④学校で実施 2030年度以降、小・中(ちゅう)・高校で順に全面実施の予定

パブリックコメントとは?

パブリックコメント(パブコメ)とは、国が大事な方針を決める前に、広く皆から意見を集める仕組みです。みんなの声を届けるために、教育協力NGOネットワーク(JNNE)と広げよう!子どもの権利条約キャンペーンが中心となって、パブリックコメントの書き方をまとめたガイドを作成しました。

パブコメの書き方について、詳しくは、「だれでも書けるパブリックコメント かんたんガイド」を見てみてください。

誰に向けた意見?

現在話し合われている新しい学習指導要領をまとめる文部科学省に向けた意見です。

何のために?

1つのテーマについて、さまざまな立場の人が自分の思いや声を寄せることで、みんなにとってより良い学校教育をつくっていくことにつながります。また、多くの人たちが声を届けることで、集まった声は、学習指導要領の内容を決める国(日本政府)にとって無視できないものになります。

いつまで?

2026年11月(がつ)5日(木(もく))23時59分まで

どこから?

e-Gov(イーガブ)パブリック・コメントのページ

※このページにある、「意見提出フォーム」から意見を送ることができます。

子どもの権利についてさまざまな立場の人たちが話し合う様子

どんなことに気をつけてパブリックコメントを書いたらいいの?

ステップ1:どの部分への意見か(分類)を選ぶ

フォームでは、30の分類からあなたの気持ちにいちばん近いものを1つ選んでみよう。

ステップ2:意見(結論)を先に書く

「○○(まるまる)を明記してください」「○○(まるまる)できるようにしてください」と、いちばん伝えたいことを最初に書きます。

ステップ3:理由を書く

今回の募集では、意見に理由をつけることが求められています。短い文章で十分です。法律や調査を知らなくても大丈夫。教育を受けてきた、または受けたいと考えるあなた自身の経験や実感が、いちばんの理由になります。

書き出しの例

例えば、子どもの権利について、あなた自身の経験や感じてきたことを書いてみてください。

〔  〕の中は、あなたの学年や気持ちに変えて自由に書いてください。

例:

・児童・生徒  わたしは 〔中学2年生〕 です。学校で〔   〕と感じてきました。

・学生     わたしは 〔大学生〕 です。自分の小・中(ちゅう)・高校時代をふり返ると、〔   〕。

詳しくは、「だれでも書けるパブリックコメント かんたんガイド」を見てみてください。


考えてみよう

子どもの権利を学校で学ぶことは大切だと思いますか?
パブリックコメントを通してあなたはどんな声を届けたいですか?
また、そう考える背景には、どんな経験や思いがありますか?


アドボカシー部インターン

出典

[1]「学習指導要領」とは?:文部科学省

[2]こども家庭庁「児童の権利に関する条約の認知度等調査及び同条約の普及啓発方法の検討のための調査研究 報告書」

[3] 「広げよう!子どもの権利条約キャンペーン」によるアンケート

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