2026.09.07 【速報】あすのコンパス-みんなの声- アンケート開始から1ヶ月後の回答状況をお伝えします! ニュース発行物・調査結果 皆さんは、社会の中で自分の声が十分に聴かれていると思いますか?現在「あすのコンパス」では、-みんなの声-というアンケート(簡単な調査)を実施しています。 「あすのコンパス」のホームページを開くと、計3問の質問が表示され、子どもたちの「意見を聴かれる権利」が守られていると感じるかどうか回答をすることができます。こちらから回答することもできます。 本アンケートは、子どもたちや市民一人ひとりの率直な声を集め、子どもを取り巻く状況や課題を把握することを目的として行っています。実際にどのような声が届いているのかご紹介します。 ★今回のアンケート内容 現在実施しているアンケートの質問は、子どもの権利条約第12条「自分に関わるすべてのことについて意見を聴かれ、その意思を大切にされる権利」に関連するものです。「あなたは、学校や家で自分の意見が聴かれていると感じますか?」という質問に対する回答の状況は以下のとおりです。 (2026年8月20日時点、104件の内訳) (2026年8月20日時点、104件の内訳) 毎日の生活の中で子どもたちの意見が聴かれることも大切ですが、子どもの権利を守っていく責任がある国は、学校や裁判所、子ども支援施設などさまざまな場所で、子どもたちの声を聴く環境を整えることが求められます。 調査では、「聴かれている」(38%)と「まあまあ聴かれている」(42%)が全体の8割近くを占めています。「意見を聴かれている」または「聴かれていない」と感じる場面や状況などについて、回答者から寄せられたコメントを紹介します。 -回答者からのコメント紹介-(回答の中から一部を抜粋し、原文のまま掲載しています) [聴かれている] ・家族や友達は私のことをしっかりとした家族の一員だったり友達として認めてくれていて、私が何か提案したり話したことにも反応してくれるので、自分の意見は聞かれていると思う(11-15歳) ・みんなで作る社会になってきていると思う。一人の大人のせいでみんなの自由が奪われたり、人が亡くなることを一つでも減らすためには意見を子どもにも与える意味があると思う(11-15歳) [まあまあ聴かれている] ・中学校で行われている「もっとこうしたらいいな」のアンケートは聞かれるだけで、意見しても何も変わらなく、そんなアンケートだったらやる意味はないと思う。意見を聴くだけではなく、それをちゃんと行動に移してほしい。(中学3年生より)(11-15歳) ・授業で意見を求められるけど、フィードバックがないと聴かれている気はしない。自分で聴いてもらいに行かないと、話を聴いてもらえていないかも。(19-24歳) ・子どもの声をゆっくり聴くという余裕が、今の教育現場には少ない。教育課程の多さ、授業時数の多さなどによるものだと思う。(25歳以上) 一方、「あまり聴かれていない」「聴かれていない」と回答した約2割の方の意見は次の通りです。 [あまり聴かれていない] ・困ったことを相談しても我慢しなければならないから(11-15歳) ・誤解され決めつけられることがあった。後から考えると悔しいが、その時は先生に言えなかった。(25歳以上) 「あまり聴かれていない」と回答した方の声からは、学校現場において意見をする機会(授業内やアンケート、個別相談など)があっても、それらが学校生活や学校の仕組みに実際に反映されているか、疑問や課題を感じている子どもたちがいることが伺えます。特に、「意見を言っても何も変わらない」「フィードバックがない」といった声が寄せられており、子どもたちは単に意見を表明する機会だけでなく、自分たちの意見が尊重され、具体的な行動や改善につながることを求めていることが読み取れます。セーブ・ザ・チルドレンは、子どもたちや市民の声を聴きながら政府への政策提言や啓発活動を行っています。今回のアンケートで寄せられた多くの声も、子どもの権利を実現していくうえでとても大事な意見です。一人ひとりの意見が学校や地域など社会で尊重されるよう、今後も活動を継続していきます。 ぜひ、みなさんが日頃感じていることや意見表明についての考えを、「あすのコンパス」を通じてお聞かせください! アンケートへのご回答はこちらから。 [子どもの権利について、もっと詳しく知りたい人はこちらのページにアクセスしよう!]