2025.03.31 民主主義ユースフェスティバル2025にブース出展しました! ニュース 3月(がつ)15日・16日に開催された「民主主義ユースフェスティバル2025」にて、セーブ・ザ・チルドレンはブースを出展しました。 ブースでは展示・参加型アート・ワークショップを通して、多くの参加者とともに「子どもの権利」について学び・考えました。それぞれの内容を紹介します。 展示 子どもの権利条約や、日本や世界の子どもたちが直面する子どもの権利に関わる課題について学べる、めくりパネルを展示しました。 子どもの権利条約の4つの一般原則を含む7つの条文を説明したパネルは、めくるとそれぞれの条文に関して日本や世界の国が抱える課題が学べるものになっています。 ブースに立ち寄った方々がスタッフと話しながら興味深そうにパネルをめくっている姿が印象的でした。 ひもでつるされた展示パネルは、めくると日本や世界の課題が読めます。 参加型アート:あなたの声で育てよう!子どもの権利と民主主義の木 参加者は、太陽の光をイメージした黄色のカードには「こんな日本・世界をつくっていきたい」という考えを、緑色の葉っぱのカードには「政治家に求めること・自分にできること」を記入しました。 記入したメッセージカードは、描かれた木の好きな場所に貼ってもらいました。 「こんな日本・世界をつくっていきたい」というメッセージには、 「ちゃんと、みんなのいけんがきいてもらえる世(せ)かいになってほしい」(原文ママ) 「政治をタブー視しない世の中」 「子どもたちをみんなで育てられるあたたかい社会」 などのメッセージが集まりました。 「政治家に求めること・自分にできること」のメッセージには、 「子どもがかかえている生きづらさや、子どもの権利条約についてまず知る!」 「子どもの自殺率の低下に真剣に取り組んでほしい」 などのメッセージが集まり、みんなの想いが詰まったアートになりました。 子ども・ユースを含め、社会の一人ひとりが声を上げることで民主主義が育っていくことを、アートを通して表現できたと思います! 参加者がメッセージを書いて貼ることで、「子どもの権利と民主主義の木」が成長していきます! こんなにたくさんのメッセージが集まりました! ワークショップ クイズやスタッフ・参加者との話し合いを通して子どもの権利について学ぶワークショップをしました。 最後には、どんな世界をつくっていきたいかや、子どもの権利を取り巻く課題について自分にできること・政治家に求めたいことを考え、メッセージ記入を行いました。 ワークショップを実施するインターン。子どもの権利と民主主義のつながりについて説明しています。 2日(ふつか)目は暴風雨で早めにブースを閉めることになってしまいましたが、多くの方々にブースに立ち寄っていただきました。ありがとうございました! セーブ・ザ・チルドレンはこれからも、子どもの権利をより多くの人に知ってもらえるように活動をしていきます。 この文章を書いた人:インターン 吉田莉々(りり)