2026.07.22 【ベネズエラでの大地震】子どもたちの状況はいま 緊急・人道支援 地震の概要 2026年6月(がつ)24日、ベネズエラの首都カラカス西部で、マグニチュード7.2と7.5の非常に大きな地震が連続して発生しました[1]。 南アメリカ地図 – 旅行のとも、ZenTech 【図解】ベネズエラを巡る経緯 (Yahoo!ニュース オリジナル THE PAGE) – Yahoo!ニュース 8月(がつ)3日時点で、地震による死者数は6125人と報告されています[2]。 また、行方不明者は6万人以上にのぼるとされており、その数はさらに増えることが予想されます。 この震災により多くの子どもたちが家を失い、飢えと恐怖にさらされています。 地震と嵐による被害で状況は悪化 屋外で避難生活を送る子どもたちやその家族は、雨季(5月(がつ)~11月(がつ))の激しい嵐により新たな困難に直面しています。日中(にっちゅう)の高い気温と夜間の激しい豪雨が重なり、子どもたちは脱水症状やせきや息苦しさなど、呼吸に関わる病気にかかりやすくなっています。震災の影響もあり、ベネズエラの医療制度は十分ではないため、こうした病気にかかることは命に関わる可能性があります。 また、これらの嵐は子どもたちの体の健康だけでなく、精神的にも大きな影響をもたらしています。 600回以上の余震(後発地震)が観測されており、多くの人が恐怖のあまり眠ることができていません。地震のショックからまだ立ち直れていない子どもたちは、外で激しい雷雨が続くなか、テントでの避難生活を余儀なくされています。 子どもたちが不安を和らげ、1日でも早く日常を取り戻すためには、こころのケアが必要です。 地震によって大きく崩れた家 セーブ・ザ・チルドレンの支援 セーブ・ザ・チルドレンは、ベネズエラで現地の行政機関やパートナー団体と連携しながら支援活動を行っています。 医療サービスの提供、衛生キットや安全な水の提供に加えて、子どもたちが恐怖や不安を乗り越えられるよう、必要な支援を提供しています。そこでは、子どもたちは専門的な心理的サポートを受けられるほか、平常心(へいじょうしん)を取り戻すための安全な遊びの機会も提供されています。 地震で被害を受けた人たちに緊急支援物資を届けるセーブ・ザ・チルドレンのスタッフ 地震により一部の地域では通信や電力が止まっており、被害の全体像はまだ明らかになっていません。 しかし、子どもたちが安全な場所へ避難し、食料や水、医療やこころのケアを受けられるよう、緊急の支援が必要です。 どのような緊急事態においても、子どもたちは常に最も影響を受けやすい立場にあります。 命を救うために、今すぐ支援活動を行う必要があります。 セーブ・ザ・チルドレンでは、ベネズエラ大地震をはじめ、人道危機や災害の影響を受け、深刻な状況に置かれている海外の子どもたちのための緊急募金を行っています。 くわしくはこちら:2026年ベネズエラ大地震 緊急子ども支援|セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 今(いま)世界で起きていることについて友だちと話してみたり、周りの大人にも相談してみたりして、自分自身にできることを考えるきっかけにしてみてください。 まとめ ベネズエラで地震が発生し、多くの子どもたちやその家族が被害を受けています。 しかし、これは地震の多い日本にも無関係なことではありません。 地震によって日常が一瞬で奪われ、避難生活を余儀なくされたり家族と離ればなれになったりしてしまうこともあります。 もしものときのために、日頃からあなたが対策できることは何でしょうか。この記事やこちらのページも参考に、地震が起こったときの避難場所や地震への備え方について、家族や友だちなど周りの人と話し合ってみませんか。 アドボカシー部インターン 出典 [1]2026年ベネズエラ大地震 緊急子ども支援|セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン [2]ベネズエラ、地震の死者6000人超に=被害実態は不明