Generation Hopeキャンペーン Generation Hope キャンペーンとは 地球はすでに暑くなりすぎています。人間による活動が主な原因で、河川や海、大気が汚染され、世界の気候は変化しています。豊かな国々や企業がその責任の多くを負っています。気候変動の影響を最も受ける子どもたちの権利を守るため、世界のリーダーたちは、気候変動と不平等の問題に今すぐ取り組む必要があります。 Generation Hope キャンペーンは、気候変動と不平等を終わらせるために、子どもや若者の皆さんと共にアクションを起こす取り組みです。この取り組みは、日本だけではなく世界中のセーブ・ザ・チルドレンが進めています。 気候変動と不平等の問題に対し、私たち自身が声をあげることはとても重要です。今の子どもたち、そして未来の子どもたちが世代を超えて希望を持てるよう、子どもたちが世代を超えて希望を持つためのアクションを一緒に起こしましょう! 現在、気候変動と不平等について、世界や日本のリーダーに向け、あなたの気持ちやあなたが取り組んでほしいと思うことに関するメッセージや作品を募集しています!「アクションを起こそう!」をご確認のうえ、ぜひご参加ください。あなたの参加をお待ちしています! メッセージや作品を送付する 気候変動や子どもたちの取り組みを知ろう 世界で起きている気候変動と不平等の問題や状況について、動画とスライドで紹介をしています。問題や状況について知ることはアクションの第一歩です!すでに行動を起こしている世界の子どもたちの取り組みも参考にして自分にできることを考えてみよう。 Generation Hope キャンペーンで考えてほしいこと 気候変動と不平等2つの危機が深く関わっているってどういうこと?子どもたちにはどのような影響があるの?どうしたらこの問題を解決できるの?まずは動画をみて理解を深めよう。 気候変動と不平等を終わらせるためのアクションを起こしている世界の子どもたち すでに行動を起こしている世界の子どもたちの取り組みについて紹介します。自分のアクションの参考にしてみよう! カンボジア/ラタナさん(12歳)とケムホンさん(14歳)の水質汚染を防ぐための取り組み ラタナさん(12歳)は、毎朝、湖にある自宅からボートで出発し、水上にある学校を目指します。そしてボートをこぎながら湖のゴミを拾う活動を行っています。ケムホンさん(14歳)も、湖のゴミを集めたり、クラスメートと、コミュニティで啓発活動を行うなど、自分たちの手で環境を守る取り組みを行っています。(続きを読む)(PDF) コソボ共和国/環境への意識を高めるユース活動を推進するサラさん(15歳) サラさん(15歳)は、「リスペクト・アワ・ライツ(Respect Our Rights: ROR)」という子どもグループのメンバーで、2014年から活動を開始しています。彼女はグループ内の環境委員会に参加し、清掃活動やリサイクル活動、説明会、デモ行進など、環境意識を高める活動に参加しています。サラさんは、世界の指導者たちが模範となることで、気候変動対策にもっと大きな役割を果たすべきだと考えています。(続きを読む)(PDF) ザンビア/地域のリーダーとして環境問題に取り組むジャスティナさん(16歳)とタワナさん(15歳) ザンビアの首都、ルサカで暮らすジャスティナさんとタワナさんは、彼女たちのコミュニティで気象パターンが急速に変化していることを目の当たりにしています。雨が降ると洪水になったり、猛暑で生徒たちが熱中症になって学校を休む決断を迫られたりと、気候変動はさまざまな形で子どもたちの権利を妨げています。彼女たちは、自ら気候変動を防ぐために、それぞれ独自の活動を展開しています。(続きを読む)(PDF) 理解を深めてほしい気候変動の5つのテーマ <テーマ1> 気候変動がもたらす影響にそなえよう ~適応とレジリエンス~ 気候変動が起きる(気候が変わる)ことで、大雨による洪水や土砂くずれ、農作物などが取れなくなるなどの被害が発生します。それらの被害からくらしを守るための取り組みが必要です。 <テーマ2> 自然をまもる 人間の活動で自然や環境にさまざまな問題が起き、二酸化炭素の量が増えると、地球の気温が上がる、つまり地球温暖化が起きてしまいます。動物や植物などの自然を失わないために温暖化を止めなければなりません。 <テーマ3> 環境にやさしいエネルギー 太陽の光、風の力、地熱による発電など、より環境にやさしいクリーンでくり返し使えるエネルギーに変えていくことが必要です。電気の使用と環境をまもる取り組みはどうしたら同時に進められるでしょうか。 <テーマ4> 炭素を使わない車 ガソリンを使う車からでる排気ガスには、多くの二酸化炭素が含まれています。二酸化炭素は地球を温かくし、気候変動をますます進めてしまいます。二酸化炭素を出さない、地球や環境をまもる車はどんなものでしょう。 <テーマ5> 気候変動とお金 地球全体で進む気候変動の問題を解決するためには、資金が必要です。日本やそのほかの国の政府、世界中の国が力を合わせて、問題を解決するための資金を協力して集める必要があります。 アクションを起こそう! 世界で起きている気候変動と不平等の問題や状況を解決するため、世界や日本のリーダーに、取り組んでほしいと思うことをメッセージや作品で表そう!あたなのメッセージや作品は、セーブ・ザ・チルドレンが日本の国会議員などに届けます。 メッセージや作品を考える際のステップ ●まずは気候変動や不平等について知ろう 「気候変動や子どもたちの取り組みを知ろう」のセクションも参考に、世界で起きている気候変動や不平等について、またそれらについてすでにアクションを起こしている世界の子どもたちの取り組みについて知ろう。 ●自分の考えや気持ちを整理してみよう 問題や状況、また世界の子どもたちの取り組みについて知って感じた今のあなたの気持、また世界や日本のリーダーに今すぐ取り組んでほしいと思うことを、メッセージやイラストなどの作品で表してみよう。下記も参考にして、自分の考えを整理してみてください。 絵やイラストなどの形で表現したい人も、どのようなメッセージを伝えたいかイメージをわかせてまずは下書きなどしてみよう。 ●自分の考えや気持ちを整理するときのポイント あなたの手紙やイラストは、特に誰に向けたメッセージですか?誰に一番読んでほしいですか? 気候や不平等に関する問題で、今あなたが最も心配なこと、不安に感じていることはなんですか? ●次の例も参考に、あなたが心配なこと、不安に感じていることを教えてください。 今世界で起きている地球温暖化や自然災害、それらを原因とする食料問題や、住まいの問題 大気や河川の汚染、森林伐採、化石燃料の燃焼など、気候変動の原因となっている、人間の活動について 子どもたちを含む多くの人々への気候変動の被害について 自分たちが大人になったときに、地球環境が維持されているのかどうかについて ●あなたはどのような問題を日本のリーダーたちに解決してほしいと考えますか? 次のようなポイントについて、あなたが関心のあるものについて、ぜひ意見を聴かせてください。 環境保護や生物多様性の維持に向け、企業や政府がするとよいと思うこと 再生可能エネルギーや電気自動車などに今すぐ切り替えるため、企業や政府がするとよいと思うこと 環境問題の原因を生み出している国と、そうではない国が協力し、不平等をなくす方法について 企業や各国政府が、自分たちの利益ではなく、持続可能な地球のためにするべきだと思うこと 気候変動や不平等の問題を解決するためのお金(資金)を増やす方法や使い道について 気候変動について、子どもたちの意見を聴いたり、子どもたちが重要な会議の場に参加したりする方法について あなたの手紙やイラストは、セーブ・ザ・チルドレンが、次の2つの国際的な会議のタイミングの前後に、日本のリーダーに届けます! 2021年に開催された国際アートコンテスト(12才以下の部)で最優秀賞を受賞した、大西 伯奈さん 12才(当時)の作品「すべての生き物に愛を」 国際アートコンテスト 特設サイト ●国連未来サミット:2024年9月22~23日にアメリカ・ニューヨークで開催 ●第29回気候変動枠組条約締約国会議(COP29):2024年11月11日~11月22日にアゼルバイジャン・バクーで開催 ※上記国際会議の場ではなく、開催のタイミングの前後に、キャンペーンの一環として日本政策関係者に届けます。※すべてのメッセージや作品を届けることをお約束できるものではありませんので、予めご了承ください。 セーブ・ザ・チルドレンへの手紙やイラストの送付方法 あなたの手紙や作品は、下記の2つのいずれかの方法でセーブ・ザ・チルドレンにお送りください 【受付期間:2024年6月6日~2024年10月30日】 パソコンやスマートフォン・タブレットで入力する場合 下記の送信用フォームより、直接手紙やメッセージの入力をお願いします。 メッセージや作品を送付する 手書きのメッセージや作品の場合 下記の用紙をダウンロード&印刷、またはご自身でお持ちの便せんや、紙・キャンバスなどを使用し、メッセージの記入や作品の制作をお願いします。 それらの写真を撮影し、セーブ・ザ・チルドレンのメールアドレスに送付してください。 罫線あり用紙をダウンロードする(PDF) 罫線なし用紙をダウンロードする(PDF) メールアドレス 公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン アドボカシー部 japan.advocacy@savethechildren.org 手紙やイラストの送付前に必ずお読みください ※18歳未満の方は保護者や先生とお読みください。 メッセージや作品を送るときの注意事項、および個人情報の取り扱い メッセージや写真、絵などの作品を提出する前に、必ずお読みください。(PDF) アクションを起こして気候変動や不平等を終わらせよう! あなたの手紙や作品の送付をお待ちしています! 2030年までの17の目標 「持続可能な開発目標(SDGs)」 持続可能な開発目標(SDGs)に関しては、こちらのページもご参照ください。 次のような内容を掲載しています。 17の目標の説明 「先生・ファシリ―テーターのための持続可能な開発目標 ‐SDGs‐ アクティビティ集」 子ども・若者向けのハンドブック『私たちが目指す世界 子どものための「持続可能な開発目標(SDGs)」』日本語版 SDGsの目標が一覧できるリーフレット これまでの活動 セーブ・ザ・チルドレンでは、Generation Hope キャンペーンを通して考えている気候変動や不平等に関する取り組みについて、過去数年に渡り活動を続けています。 過去の取り組みについては、以下をご参照ください。 2023年の活動 2023.12.20世界の子どもたちの想いは各国のリーダーたちに届いたのか ~COP28で示された気候変動対策のための合意文書とは~https://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?d=4344 2023.12.05【COP28】「私たちの声を聴いて」気候変動の影響を受ける子どもたちの声https://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?d=4324 2022年の活動 2022.11.24【COP27】気候変動対策における子どもの権利の実現のための小さくとも重要な一歩と、損失と損害に関する重要な勝利https://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?d=4055 2022.11.18【各国首脳や代表へ】気候変動対策に向けた子どもたちの願い「星に願いを:気候危機時代におけるアジアの子どもたちの希望と要求」をぜひお読みくださいhttps://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?d=4052 2022.11.09【報告書】 3人に1人の子どもが、高い気候リスクと深刻な貧困の二重の危機に直面しているhttps://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?d=4046 2022.10.14【気候変動問題】15ヶ国の5人に4人の子どもが、気候変動や経済的不平等を日常的に目の当たりにしていると回答https://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?d=4017 2022.09.15【調査結果】 気候変動と経済的不平等に関する子どもアンケートを実施https://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?d=3995 2021年の活動 2021.12.28【活動報告】「気候変動をテーマとしたアートコンテスト」に参加した中学生や高校生が小泉進次郎衆議院議員を訪問しましたhttps://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?d=3801 2021.12.06【活動報告】11月20日世界こどもの日に、気候変動をテーマとしたオンラインイベント開催https://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?d=3761 2021.11.16COP26:子どもたちの声は届かず-空虚な言葉と十分な行動の約束もなく閉幕https://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?d=3745 2021.09.27【気候危機】子どもたちが直面する気候変動問題-森林火災・洪水・ 干ばつ-報告書『気候危機の中に生まれて』発表https://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?d=3690 2021年7月~8月に気候変動をテーマとした国際アートコンテストを開催https://www.savechildren.or.jp/lp/artivismcampaign/ 2021.07.21気候変動と子どもたち―「気候変動に関する子どもアンケート」を実施しましたhttps://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?d=3626 2021.04.19気候危機 リスクの高い国に住む子どもたちは7億1千万人https://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?d=3554 一覧へ戻る